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ヤマトタケルの旅日記FFXI

ヤマトタケルの旅日記FFXI

3。誕生・出会い・迷いそして、別れ<3>

Chapter3。誕生・出会い・迷い・・・そして、別れ(3)

ミスラのHさんを追いかけようかと悩んだが、結局、別れることになった。

酔っ払いのPさんとも別れることとなった。リダRや仲間たちも、知り合いにサーバー移動した人がいるらしく、新しいサーバーにキャラを送り込んだらしい。

私も新サーバーにキャラを作って、Hさんと会おうとした。

しかし、現実には、1,2度、新サーバーを覗いてみた程度で、結局、Hさんと会うことはなかった。さすがにレベル1のキャラと、現在のキャラを両方進めるのは、社会人である自分には時間的に不可能だ。

残された私たちは、リダRの提案で、LSを作ることとなった。

LS誕生。 みなも、前々からそれを望んでいたこともあり、別れのあとに、それを忘れさせてくれるほど、うれしい出来事だった。たしか、ジュノの港、クフィムへの出口のところに、リダR・戦士G・ヒュム赤S・タルのL・そして私が集まり、LSの名前やら、シェルの色やら、あれこれ話し合って決めたと記憶している。

LS名は、「K・S」。シェルの色は、あざやかなオレンジ。

それまで、リダRは、別のLSのメンバーだった。そのシェルを私も以前もらっていて、つけてみたが、メンバーに挨拶をする前に、そこに流れるメンバの会話が、自分にはまったくついていけず、つけてはいるけど、LSメンバーではない。という変な状態が続いていた。

そうこうしているうちに、このLSが好きになれないというい人が増え、脱退が増加したようだ。

リダRとその仲間たちも、脱退希望組みだった。どうしてそうなってしまったのか、詳細は、わからない。いずれにせよ、リダRが、リーダーになったLSができ、そのメンバーになれたのは、私にとってはとても幸運なことだった。ただ、リダRの性格から、いろいろな人をLSに誘っており、

正直言って、好きになれないタイプのメンバーもLSにいた。

最初から10人以上のメンバーが揃っていたと思う。もちろん、はじめて会う人もたくさんいた。
わいわい、がやがや、楽しい雰囲気もあり、LSという仲間の集う場所があることの面白さを感じていた。LSのHPもできたりした。

ただ、それは、人の集まりであり、ゲームのキャラクタの集まりではない。

野良のPTでも、町の中でも、楽しい思いもすれば、不快な思いもする。どうしても、目の前のキャラにだまされ、その中に「人」がいることを忘れてしまう。さらに、「文字」だけの会話に、意思疎通の限界があった。

LSの中で、小さなトラブルが出始めた。

おうおうにして、その火種は、高レベル者の物言いから始まるケースが多い。本人にその自覚があるかどうかはわからないが、大抵が「えらそうに。」という感想を抱くような言動が出てくる。

そして、一人、また一人と離脱者が出始めた。

もしかするとその頃からかもしれない。リダRが、あまりログインしなくなってきた。最初の頃、体調が悪いようなことを聞いていたが、それだけが理由だったのかどうか。リダ不在の日が多い最中、あるLSとの合体話が浮上した。

いろいろと議論はあったが、結局、合体することとなった。

人数が増えることは、基本的に楽しいし、それこそ何かミッションやクエをクリアするときに、手伝っていただけるし、情報もたくさん入ってくるので、歓迎すべきである。私も基本的にそう思った。

一抹の不安は、やはり見知らぬ人が、多数、かかわってくるといこと。

こう言っては、みもふたもないだろうが、リアルの中で、人との関係に疲れている自分が、なぜゲームの中でまで、人間関係に気を遣わなければならないのか。こんな疑問に答えられないまま、それでもたくさんのメンバたちに助けられて、それなりに楽しいヴァナ生活をすごせていると思う。

ただ、やはり、自分勝手な気分次第で、ソロで動いたり、メンバと組んだりできるのが、一番うれしいかもしれない。

でないと、FFを長くは続けられないかもしれない。
そんな勝手な考えのまま、LSに所属し、みなに助けてもらった。だが、あるとき、自分のプレイヤースキルの低さから、メンバーの多くを事故で死亡させてしまったり、とても迷惑をかけたことがあった。このときは、さすがに落ち込み、しばらくLSを外し、一人で活動していた。

そのことをきっかけに、メインキャラ暗黒のサポ育成を目指し、低レベルキャラを育て始めた。

暗黒のサポとして要求されるのは、戦士・シーフ。そして、どうやら白魔道士も要求されるらしい。順次、それらを上げるため、野良でPTを組んでいった。思えば、

「PTは、自分で組むものだよ。」

と言ったミスラHさんの言葉があったからこそ、このときのPT組や暗黒のレベルアップが、何とかできたのかもしれない。Hさんが、なぜそのようなことを言ったのか、その真意はわからない。だが、積極的な彼女にすれば、誘われるまで待つなど、時間の無駄だし、出会いを求めるなら進んでPTを組むのは当然。ということかもしれない。

このサポ上げに熱中した時期、FFの楽しさを満喫できた。

暗黒が、そのころ50くらいだったのかもしれない。誰もが、必ず経験することに「機械的なレベル上げのつまらなさ。」がある。効率を追い、メンバー構成を考え、それぞれのミスを許さず、無言で、もくもくとモンスターを狩る。

なんのために?

高レベルになればなるほど、その傾向は強くなる。
サポを上げていた、30前から37、8くらいまでのレベリングは、何故か、楽しい。初心者もいれば、私のようにサポ上げもいる。うまい人もいれば、下手な人もいる。基本的にもくもくと、ただ効率を追うような雰囲気はかなり少ない。ミスをしても、「どんま~い。^^」の声が乱れ飛ぶ。低レベルであればこそ、死んでもすぐ回収できる経験値ロストであることも大きいのかもしれない。

だから、進んでリダを務め、PTを作った。毎日といっていい。

戦士・シフが、35を越え、白も37くらいまで上がった。少しは、修行ができたかな。自然とまたLSに顔を出すようになった。別にプレイヤースキルが上がったとは思えないが・・。そして、再度メインキャラの暗黒を挙げ始めた。

ただ、PTのリーダーを務めるのは、イヤになっていた。

高レベルの効率重視やミスを許さない雰囲気から、リダになる自信がなくなっていた。ひたすら誘われるのを待つのだが、あいにく暗黒は誘われない。

そして、暗黒でフルAFを達成したのを機に、メインキャラを白魔道士に変更することにした。

その経緯は、ジョブ考察の白魔道士のページに記載した。


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